人に教えるってとても難しい。
大きな仕事がひとつ終わったので、久々に更新します。
今週の月曜(12月14日)から今日まで伊豆で、並列計算機構築と簡単な並列プログラミングの実習をする講習会をやってました。(昨日の地震で揺れてました)
この講習会は3大学が連携して行ったもので、今回は私のような大学院生が企画、準備、講義をしました。私はこの講習会の要となる並列計算機構築パートを担当してました。
並列計算機の構成を大まかに紹介します。
OS : CentOS 5.4 ユーザ情報共有 : LDAP ファイル共有 : NFS ノード間通信 : SSH 並列ライブラリ : MPICH2 ジョブ管理 : Torque
こういう講習会を行う場合、ユーザ情報共有に NIS、通信に rsh、そして iptablesを無効にして構築することが多く(Web上の情報もその手の構成がほとんど)、とても脆弱なので、ある程度の実用性を考えて上のような構成にしました。
別に私はこの手のスペシャリストではないので、構成決定、マニュアル作成や講義の際には嘘を教えないように細心の注意を払いましたが、それでもいくつかゴニョゴニョしてしまいました。特に講義中は自分の無知を思い知らされましたね。自分なりには全力を尽くしましたが、教える側に立つというのはなんとも難しいです。
それでも、各大学の教授陣と招待したアメリカの大学の方々には高評価をいただけて、とても嬉しかったです。
マニュアルは独断でUpしていいのか分からないので、ここではやめておきます。
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