Linux

2008/07/03

OSSオープン・ラボ

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)がオープンソースソフトウェアの開発・評価・体験などに利用できる実証評価環境「OSSオープン・ラボ」を開設したそうです。

Link:IPA OSSオープン・ラボ

利用者が複数のOSやツールライブラリから必要なものを組み合わせて実験用環境を構築し、インターネットからリモート操作することができるらしい。(しかも無償で利用資格に制限は特になし)

OSはCentOSやUbuntuなど多数のLinuxディストリビューションが用意されているようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/22

KNOOPIXをVMwareで使う

以前、KNOPPIX math2006をVMwareで起動させてみましたが、今回は最新のKNOPPIX Edu7をVMwareで起動させてみたいと思います。(Eduは開発環境やツールが一通りそろっており、なおかつチュートリアルもインストールされているので使いやすい)

Link:Download KNOPPIX Edu7

まずは、上のリンク先からEdu7のISOイメージをダウンロードします。(サイズは729MB)

次に、VMware Playerをダウンロードし、インストールします。(最新版は2.0.3)

Link:Download VMware Player

VMwareをインストールしたら、仮想マシン(.vmxファイルと.vmdkファイル)を用意します。今回、私は日経Linux4月号の付録DVDに収録されている仮想マシンを使いました。別に特別な仮想マシンが必要というわけでもないので、VMware Serverで作成(仮想マシンのOSはOther Linuxにしておく)するなりしてください。なお、このサイトで仮想マシン一式を配布してくれています。

Link:Download 仮想マシンファイル

仮想マシンとKNOPPIXのISOイメージを任意の場所に配置します。(ISOイメージは仮想マシンが入っているフォルダに入れておけばいいでしょう)

vmxファイルの次の項目をエディタで次のように変更します。

ide1:0.fileName = "ISOイメージのフルパス(c:\・・・・.iso)"

ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

変更を保存したあと、vmxファイルをダブルクリックするとVMware Player上でKNOPPIX Eduが起動します。

Knoppixedu7

起動したKNOPPIXの設定はデフォルトのままでは使いづらいので、ちょっといじります。私は次のようにいじりました。

  • 解像度を調節(メニューバー右下のディスプレイアイコンで設定できる)
  • ターミナル起動時のウィンドウサイズやフォントの大きさを設定(ターミナル上部のメニュー「設定」で設定した後、設定を保存する)
  • Ctrlキーの位置をCapsLockキーと交換(「Kメニュー」→「設定」→「コントロールセンター」→「地域&アクセスの補助」→「キーボード配列」→「Xkbオプション」→Xkbオプションを有効にするとオプション一覧の下のほうにある)

ただ、これを設定しても保存しておかなければ、次回起動時にリセットされてしまうので、しっかり保存しておきましょう。今回はUSBメモリーに保存することとします。

手順は、USBメモリーをPCにさした後にVMware Player上部にある「デバイス」メニューでUSBメモリーを有効にします。すると、上の画像のようにKNOPPIXのデスクトップにUSBメモリーのアイコンが出現するので、これをマウントします。(Edu7ではマウントするだけで書き込み可能になるようです)

マウント後、「Kメニュー」→「設定」→「KNOPPIXの設定の保存」をクリック、設定する項目を選択(面倒なら全部選択)。次に進むと、保存するメディアを選択します。今回はUSBメモリーのラベルを選択してください。

これで設定が保存されるようになります。次回起動時にはこのUSBメモリーをさしたまま、"knoppix myconfig = scan"と入力してから起動すれば保存した設定が読み込まれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/14

CtrlとCapsLockの位置を変える

VMwareでFedora 8を操作しているときは

Screenshot

Fedoraに付属しているキーボードの設定でCapsLockとCtrlを入れ替えることができるのですが、VMware上のWindowsXPだとキーボードカスタマイズソフトを導入しても入れ替えることができませんでした。(「窓使いの憂鬱」と「Xkeymacs」と「Change Key」で試してみましたが、CtrlキーにCapsLockを割り当てることはできましたが、CapsLockキーにCtrlを割り当てても実際には動作しない状態になってしまいました)

直接XPのレジストリを編集してもダメだったので諦めていましたが、ホストOS(Windows Vista)でレジストリを編集してCtrlとCapsLockを入れ替えてみたらVMware上のXPでも効果がでました。(このときXPのキーボードレイアウトはデフォルトのまま)

また、この状態で(CtrlとCapsLockを入れ替えた)Fedora 8を起動しても、Vistaのキーボードレイアウトを変更する前と同じでした。(もし、違っていたら、上の「キーボードの設定」で一度デフォルトに戻してから再度変更すればOK)

ここで、VistaでのCtrlとCapsLockの入れ替える方法ですが、フリーソフトでVistaに対応しているカスタマイズソフトは「Xkeymacs」だけです。(ここらへんの話はA Successful Failureのこのページが詳しい)今回はCtrlとCapsLockを入れ替えるだけが目的なのでレジストリを編集します。

このファイル(.txt) を拡張子REG(.reg)で保存し、そのREGファイルをダブルクリックしてレジストリを適用させた後、再起動すれば効果が表れます。元に戻したいときはレジストリエディタ(regegit.exe)で該当キーを削除すればOKです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/25

WindowsとLinuxをシームレスに!「andLinux」

MOONGIFTより。

この「andLinux」はWindows上でLinux環境をシームレスに動作させることができるソフトウェアです。このソフトはcoLinuxを利用して動作しているので、GUIを動作させるためにcygwinのX Window systemなどを使わずに済みます。

andLinuxはUbuntuベースで開発されており、デスクトップ環境はKDEもしくはXfceが利用できます。対応OSはWindows 2000、XP、2003、Vista32bitで、必要な容量はKDEバージョンが4.5GB、Xfceバージョンは2.5GBとなっています。

ただ、MOONGIFTの記事を読んでもわかるとおり、日本語には対応していないようです。(残念!!)

---参考サイト---
andLinux.org
andLinux.wiki.gp2x.org

Logo_header

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/25

VMware PlayerでKNOPPIXを使う

KNOPPIXはCDブートで利用できる便利なLinuxですが、メインOSと同時利用はできません。(←ありがたみ半減です)

VMwareでKNOPPIXを動かせばOKなのでは?と思って調べたところ、意外とアッサリ見つかりました。

その名もVMware/KNOPPIX/mathです。数学ソフトが充実したKNOPPIXのようで、KNOPPIX Eduと同じようなものでしょうか。

最新版が2006年リリースと若干枯れた印象はもちますが、実用には問題ないでしょう。必要なものはこのページからダウンロードすれば揃うので(VMware Playerは別途ダウンロード)、すぐに試すことができます。

VMware/KNOPPIX/mathの紹介ページ

VMware/KNOPPIX/mathダウンロード

VMware Playerのダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/02

KNOPPIXで作成したデータを保存

簡単にLinux環境を構築できるKNOPPIXはとても重宝します。Windowsがクラッシュしても、KNOPPIXをブートさせて、Windowsパーティションのデータを救出なんてこともできますから。

でも、KNOPPIXには問題があります。

「データを保存することができない」

ということです。KNOPPIXはCD内にOSのデータがあるので、新たに作成したデータを保持することができず、電源を切れば消えてしまいます。

ですが、この問題は簡単に解決することができます。

USBメモリをPCに接続するとデスクトップ上にアイコンが出現します。このアイコンを右クリックすると「マウント」という項目があるので、これを選択します。マウントされたらまた右クリックして「Chenge Read/Wright・・・」という項目を選択します。以上の操作をするとUSBメモリにデータを書き込み可能になるので、作成したデータをUSBメモリに移動させればいいわけです。このとき、デスクトップを作業ディレクトリにしておくと便利です。

これで作成したデータを保存できるようになりました。次回は設定ファイルの保存の仕方を紹介したいと思います。

---追記---

2008年3月22日に久々にKNOPPIXネタを書きました。今回はKNOPPIXをVMware Playerを使い、Windowsと同時にKNOPPIXを起動させます。この方法のほうが断然便利です。また、設定ファイルの保存の仕方なども紹介しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/09/29

KNOPPIX Edu

プログラミング環境や、Linux環境を手軽に構築したい人にはおススメなディストリビューション「KNOPPIX」ですが、株式会社アルファシステムズが提供している「KNOPPIX Edu」は教育用ということもあって非常に便利です。gccやgnuplotはもちろん、複数のプログラミング言語の環境や数式処理ソフトMaximaなどが標準でインストールされています。

下のリンクからisoファイルをダウンロードしてCD-Rに焼くだけで準備完了です。

Link : KNOPPIX Edu ダウンロード

CD-Rに焼いたらパソコンにディスクを入れてCDブートさせれば起動します。(事前にBIOSセットアップでブートの優先順位を変更しておいて下さい)

| | コメント (0) | トラックバック (0)