うちの学科で今後e-learningしたいとかで、専用のサーバー機を買ったそうな。
e-learningシステムを構築するためのソフトには「Moodle」を使うそうなのだが、これのインストールの仕方、インストールに必要な環境などいっさいわからないから調べてくれと、マスターの先輩と私に白羽の矢が・・・。(なし崩しでサーバーの面倒見させられる気がする)
というわけで、自分のPCにMoodleをインストールしてみることに。
Link:Moodle Docs(日本語)
Moodleを動かすのに必要な環境は基本的にはLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)だけど、
- OS:Windows、MacOSでも使える
- Webサーバー:PHPをサポートすればOK(IISとか)
- データベース:PostgreSQLなどMySQL以外もサポート
- PHP:5.1.0以降のバージョン
と汎用性が高い。
今回のインストールでは情報も多くあるだろうと踏んで、CentOS+Apache+MySQL+PHPの組み合わせ。(後で判ったことだけど、サーバー機にインストールされているのもCentOSだったので、経験がダイレクトに生かせる)
基本的にはMoodle Docsの管理者ドキュメントに詳しいインストール方法が記載されているので、それに沿ってインストール。
Apache、MySQL、PHP(以下AMP)も全然わからなかったけど、Google先生にいじり方を聞きながらなんとかできた。(Apacheは以前Windowsで動かしたことがあったけど、大雑把に言えばApacheの起動と停止しかやってない)
インストール作業のほとんどはAMPのインストールと設定でMoodleは圧縮パッケージをダウンロードしてDocumentRootに置いたあと解凍するだけ。後はブラウザからアクセスするとスクリプトが起動してインストールしてくれる。
一番大事なのはPHPでGD(グラフィク・ライブラリのこと)を有効にしておくこと。これを有効にしておかないとイメージを表示できない。Unixでは再コンパイルが必要になる。(インストールガイドにちゃんと書いておけ・・・orz)
---追記---
PHPを再コンパイルせずにGDを有効にできた。php-gdというパッケージがあったのでそれをインストールした後(というかされていた)、/etc/php.d/gd.ini という設定ファイルがあったので、この中のコメントアウトをはずしたら有効になった。(これはCentOS標準のリポジトリからインストールしたから?)
GDを有効にするには
- zlib-devel
- libpng-devel
- libjpeg-devel(JPEGを扱う場合)
が必要らしい。(3つともインストールされていることを確認)
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